抜かない刀を常に磨いておく

投稿日時:2024/10/12(土) 23:59
今日から三連休の人も多いかと思います。

稽古に来た道場生は、普段の土曜日に比べて7~8割くらいの参加でした。

今日も子ども達に伝えた事があります。

「空手の技を、道場の外で自分からは出さないでください。」

子どもは空手を習い始めると、自分が強くなったと思い込み、自分よりも力の弱い相手に蹴ったり叩いたりする事もあるようです。

怪我をしない程度の子どものケンカの様かもしれませんが、空手を習っている者が少しでも叩いたりすると、執拗に言われてしまいます。

反対に、空手を習っているから反撃しない事をいいことに、ちょっかいを出してくる人もいます。

こんな話があります。

昔の本物の侍は、簡単に刀を抜かないし人を切ることはない。

刀を抜かずに争いを避ける事が一番の策である。

しかし、いざとなった時には自分の身を守るために刀を抜き、攻撃しなければならない。

そのいざという時の為に、常に刀を磨いて切れる様にしておかなければなない。

「常に刀を磨いておく」とは、空手でいう稽古の事です。

試合に出場する為、審査を受ける為だけに、その期間だけ一所懸命やれば良いという事ではなく、明日試合をする事になっても、審査を受ける事になっても、できてあたりまえ、強くて当たり前でなければなりません。

道場の外でも、争い事を起こさず、巻き込まれないようにする事がまずは大事です。

それでも火の粉が降りかかった時は、いざという時です。

本当に強い犬は吠えません。

だけど、表には出さない本当の強さを持っていなければいけません。





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